イチモツロケット放送局

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男は〇〇だ!!

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では書きます

 

私は床屋派だ

最近の男は美容室に行ったりするらしい

 

私はいろんなタイミングで美容室を

すすめられた

どんなにすすめられても

 

男は床屋だ!!

 

と時代錯誤丸出しで言い返す

 

別に美容室に行ってる男をどうこういうつもりはない

どうこういう言いたいのは

 

私が10数年通っている床屋だ

 

コロナ前は予約なんていらない

フラッと行って混んでいれば漫画を読み

空いていればすぐに切ってくれる

そんな気軽な床屋だった

 

コロナが発生したら

やなり予約のみの営業になってしまった

私も電話して予約していた

皆予約なんてなれていない風で

当日予約が多かった

私もそうだ

今日行けそうだな〜って電話予約をしていた

 

そんなこんなでコロナ自粛期間が終わっても

電話予約がデフォになった

 

そこの床屋は理容師さんが若者が多かった

よく切ってもらいながら

独立しないと理容師はもうからないんですと

良く言えば独立心を育てるのが上手い床屋だった

 

数年で若者達は地元で自分のお店を開店すると

言い独立していった

 

いい感じの間隔で独立していってくれれば

いいのだが

マスターとエース級2人とサブ

なんとエース級2人が同時に独立してしまったのだ!!

 

これにまいったのはマスターだけではなく

我々床屋ファンのおじさん達だ!!

 

これって大丈夫なの!?とマスターに言いそうになるが

マスターの方が焦っているに違いないと思い

そんな間抜けな話はよしておいた

 

エース級が独立してから

予約して行ってみたら

知らない若者2人がいて以前サブだった彼が

腕を振るっていた

立場が人を作るとはよく言ったものだなぁ〜

と感心しながら

私は新しく入った若者に席まで案内されて

そのまま髪を切ることになった

 

 

その彼は髪を濡らさない

ドライカットをやりだした

これは俗に言う1000円カットで使う技…

まさかね…

このまま行かないよね?…

そのままカットは進む…

そして一連の過程が終わり

時計を見たら

30分しか経過してない

はっ!?

床屋代は値上がりして

4980円

以前居たエース級の話だと

床屋は10分1000円の計算でやっていると言っていた

これでは計算が合わない

合わな過ぎる

 

マスターをチラリ

マスターもチラリ

 

まあ新人だからねと

私も多目に見て帰ることにした

 

次の月も同じ彼だった

また同じようにドライカットで切り

他の行程も雑にやってる

1番信じられないのが

おでこを剃っている時に

その泡を私の口にかけている

タオルで拭くことだ

最初は何が起きたのか分からなかった

床屋で1番リラックスするタイミングで

私の唇あたりのタオルで泡を拭くから

 

その度にビクッ!!としてしまい

リラックスどころではない

 

これはいよいよだな。。。なんて考えていた

次の月も予約の電話をするわけだが

私が電話したときが10時頃

「はい!〇〇でーす」(床屋)

「今日カットの予約をしたいんですけど」(私)

「お名前いいですかー?」(床屋)

「〇〇と申します」(私)

「あー!今日は夕方まで予約で埋まっちゃってるんですよー」(床屋)

「そうですか。。。分かりました、また今度にします」(私)

うーん朝に電話して夕方まで埋まってるのかぁ

珍しいなと思いその日は諦めた

 

また別の日

今日こそは髪を切らないとヤバイ!!

ボサボサだ!!

おじさんには爽やかさが若者の3倍は必要なのに‼と

今日は開店時間に合わせて9:30に電話した

「はい〇〇でーす」(床屋)

「今日カットの予約をしたいんですけど。。。」(私)

「はい、お名前いいですかー?」(床屋)

「〇〇と申します」(私)

「今日はもう空いてる時間ないんですよー」(床屋)

「そうですか…わかりました…」(私)

 

電話を切り

 

そんなわけねーだろー‼‼と叫んだ

フザケンナ‼もともとめちゃくちゃ混む床屋ではないし

これはもう床屋を変えるしかないか…

私は泣く泣く10年来通った床屋を変えた

泣いて馬謖を斬るとはこのことだな

なんて意味不明な言葉を残して…